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絆とコロナと
今年のお盆は、帰省しないかもしれません。
というのも、ふるさとでは、都市部から帰省してくる人によるコロナ感染を、極端に怖れているからです。
先日、父と電話したとき、「帰ってきてほしいけど、周囲の反応がこわい」とのこと。
少しでもコロナ感染の疑いがかかると、本当に村八分にされてしまうようです。
私は、父との関係が良好であることを望んでいるので、「いくらコロナが怖いからって、娘が帰省するのをこばむの?」と言って、父を困らせたり非難する気はありません。
でも、都市部に住んでいるという理由だけで、家族の帰省をこばむ世の中が「幸せな社会」と言えるのかどうか、誰もがもう一度考えてみる必要はあると思います。
誰だってコロナにはかかりたくない。
自分が感染したとき、周囲からどんな目で見られるか考えたら、確かに怖いです。
であるなら、こばむのではなく、どうしたら感染のリスクをおさえながら家族との再会を喜べるのか。
そんな社会づくりに取り組んだほうが、ずっと幸せではないかと思います。
では、そんな社会づくりは誰がやるのか。
国?行政?政治家?
違います。
私たち一人ひとりです。
個々の考え方、言葉、行動が、これほど問われているときはないかもしれませんね。
ちなみに、私はこう考えています。
体調を万全にし、コロナをよせつけない毎日を送る。
人と会うときは最大限気をつけるが、コロナをおそれて人との絆を壊したりはしない。
そして、コロナには感染しないと決めて、対策を打つ。
おそれるより、やれることをやったほうが、建設的だと思います。