組織は生き物
おふぃす・ともともは、在宅のスタッフも含め、現在8人のライターが所属する組織です。
従業員ではないスタッフもいますが、全員、おふぃす・ともともの方向性やビジョンについて考えてくれています。
「なぜ社員でもないのに、スタッフさんは会社のことを考えてくれるの?」と他社の社長に言われますが、私は、社員であることがすべてではないと思うし、社員でなくても、自分の夢と会社の夢を重ね合わせ、同じ方向を向くことは可能だ、と思っています。
もう一つ、私が所属する組織があります。BNIという国際的なビジネスネットワークのグループ、GRAINチャプターです。
ここには、およそ50名のメンバーがいます。ちょっとした会社のようなもの。私は、このグループでコーディネーターの役割を担っています。会社でいえば部長クラスです。
おふぃす・ともともとは違い、GRAINチャプターは大所帯。しかも、メンバーは経営者や個人事業主がほとんどです。つまり、御山の大将たちがひとつの組織にいるわけです。
これが非常に面白いのです。
一人ひとりが理念や哲学を持っているので、こちらが思うようには動いてくれない。
こんな組織であったらいいな、という姿も、個々で違うものを描いています。
最初はそのことにストレスを感じることもありましたが、最近は、それでいいのだと思っています。
違うからこそ、新しいものが生まれる。
同じ考えのもとでは生じない視点や発想が、考えてもみなかったビジネスへとつながっています。
組織は生き物。どんなふうに変化するのかは分からない。
だけど、これだけは言えます。
「変化できるものだけが生き残る」
変わることをおそれない、そんな組織や人でありたいと思います。
感情
たまに、感情に飲まれそうなときがあります。
わたしの場合、沸き上がってくる感情の中で一番多いのは「怒り」です。
なんで真剣にやってくれないの?
なんで行動に出ないの?
なんでまわりのせいにばかりするの?
そういう感情です。
お分かりになる方は、お気づきですね。
この感情は全部、自分目線で考えたときに出てくるものであって、相手目線で考えたときには出てこないものです。
つまり、ひとりよがりになったとき、怒りの感情が出てきます。
分かってはいますが、これがなかなかコントロールできない。
修行足りないな、と思います。
人は、私が思ったように動いてくれないのが普通。
それぞれに考え方や事情があり、それぞれが最善の行動をとっている。
思ったとおりに意思疎通できなくてもOK。それが当たり前。
そんな気持ちで接すれば、腹は立ちません。
そんなふうに、心の置き所を上手に変えられる人をめざしています。
怒って生きるのも笑って生きるのも人生。
さて、どちらを選んで生きていきましょうか。